トップケースなのだ 

 どういう訳か、キャリヤが付いていても、フックが無いCS。単なる飾りなのかしらん、って本当に何を考えているのでしょうかBMWさん。 

       「責任者、出て来い」とは言いません、理由を教えてネ  !!


 さて、しょうがないんで普通のバッグと比べるとベラボウに高いトップケースを着けることに決定。GIVIのコピーらしい怪しい中国製のケースに興味深々。どうもGIVIの製品も日本製というウワサもあり、イヤイヤ実は中国製...とかういうウワサも。それじゃあ、コピーでも良いか、と本気になって調べていく内、エンジンガードをドイツから取り寄せることに決定(別項参照)。ついでにドイツ・メーカのケースも一緒に頼めば送料も安くなるし...ということに結論を出したのでした。
 で、ヘプコ&ベッカー製のトップケースと同じくエンジンガードを注文。届いた梱包状態は、別項参照して下さい。ケースの中にエンジンガードが入って、容量を小さくする工夫がしてありました(そりゃあ、そうだ、空気を運んでもなぁ)。

 左の画像は送られてきた、ケースのフィッティングパーツです。エンジンガードと同じでかなり材質は良ろし。このフィッティングパーツにフックがついていれば、キャリヤとしても十分機能するんだが、ちょっと残念。
 ドイツ語の取説をみても、よく分からない(もう少し真剣に勉強をしておくべきだった)。でも万国共通の絵図がある、これで難なく取り付け完了。「アッ」という間(ウソ、10分くらい)でした。
 HYDの場合、トップケースを取り付けてから、すでに5万Km程走っているのですが、その便利さといったらないですネ。ゴチャゴチャしたものも、そのまま無造作に出し入れ出来ます。その便利さからか、最初はレインウェア+デジカメの三脚位しか入れていなかったのですが、それこそゴチャゴチャしたモノまで、入れっぱなしにしています。で、MAX5Kgという警告があるのですが...、ウ〜ン、...ケースの自重を含めて7Kgと重くなっています。この重さのためか、取り付けてから3万Km程走った、とある朝の出っ発時に、トップケースを荷台に取り付け、ケースをナニゲに少し左右に揺すってみた。すると、どうだ、少し動くではないか。ビックリしてしまいました。固定している筈のモノが動くのですから、驚かない方が無理。走っているときにイキナリ外れるかも、という強迫観念さえ生じてきます。愛馬は青空の下に、通気性のある透湿カバーを2枚重ねにして、放置プレー(ヲイヲイ)をさせているので、防犯のためケースは毎回着けたり脱したりしています。ナゼ動いたかイロイロ調べて見ると、荷台(フィッティング・パーツ)パイプのケースと接触している部分が、磨耗して1〜2mm程磨り減っていました。磨耗箇所は5箇所あり、これによりケースがシッカリ固定されずに、左右に動いているようです。荷台はスチールの金属製ですが、不思議なことにプラ製のケース(48L)側の部分は、全く磨り減っていないようです。荷台の磨耗は塗装部分だけが磨り減ったのかとも思いましたが、確実に金属部まで減っています。「頻繁な脱着」+「かなりの重量」+「林道などのガタコト道走行」が原因と思われます。でもプラが減らずに金属が磨耗するとは...。使用している内に少しづつ磨り減っていき、少し動くようになって加速度的に磨耗速度が上がったのでは、と思われます。大事になる前に気が付いて良かったです。高速道などでケースが落下したら、大変なことになりますからネ。
 現在は応急処置的に、磨り減った部分を薄いゴムで覆って、「減った部分の厚みを増」+「ゴムによる滑り防止」として使用しています。この方法がNGであったら、別の方法を考えようと思ってましたが、2万Km走行後も大きな問題は発生しておらず、この処置が正しかったと判断しています。

【参考】
 使用するゴムは耐候性・耐熱性に優れた種類のものが良いです。安いゴムでは、1年も使用するとボロボロになってし効果が少なくなります。ゴム接着に優れた接着剤を使うことも忘れないでネ。

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