エアー・メッシュで尻蒸れ軽減 
 冬場のツーリングはグリップ・ヒーターで随分快適になった。では、夏場はどうかというと、メッシュのジャケット、メッシュのグローブなどで、そこそこ快適であるのだが、如何せん停車時は周りの車のエアコンの排熱で、もう大変である。このため、渋滞の少ない時間帯での首都圏脱出が夏場のツーリングの鉄則(でも、帰りは渋滞にハマルんだよネー)。ところでHYDは2〜3時間は乗馬しっぱなしという乗り方をするものだから、夏場では、もう一つ気になるのがである。とにかくシートと密着しているから蒸れるのである。世の中、同じような悩みを抱えている人が居るらしく、シートとパンツの間に空間が出来るように、メッシュ状の素材を売り出した会社(BMW二輪では有名なドーケン)もある。Netで調べると、この評判は良く購入したいと思ったものです。でもネー、12K円もするのでは...、と昨年は買わずじまい。
  ところで夏場の攻城には、帽子が必須であるが、適当なモノ(HYDは頭がデカイ、60cmでも × )が無いため、登山用品の専門店で購入しようと、とある専門店に入ってデカイ帽子を探していると、「 」なモノに目が止まった。EVERNEW社の登山用ザックと背中の間に入れるエアーメッシュである。背中の蒸れを軽減する代物である。2.3K円と安く、即買おうと思ったのだが、少し値が張る帽子も欲しいしぃ、ということで、その場は帽子だけにして帰宅。Netで調べてみると、EVERNEW社の他に、MINERVAブランドのモノもあるらしい。こちらの商品名は清潔空間という、ソソられるネーミング。値段は2.1K円と若干安め、それよりもこちらの方には、前後左右の4箇所の他に上部にもう1箇所留められる構造になっている。ズリ下がったりすることはなさそうということで、この清潔空間に決定。早速、コノ製品を扱っている登山用品店のIBSイシイスポーツに出掛け、Lサイズ(27×45cm)を1890円で購入。
  この清潔空間は、前の方がベルトで留め、後ろ側はゴムコードで留める構造になっています(EVERNEWの方は、両方ともゴムコードです)。F650CSのシートを外し、取り付けようとしたのだが、ちょっとベルト長が足りない。しょうがないので、同じ幅のベルトを継ぎ足すことに。お得意の針と糸とでDIY(小学校6年の時の運針縫いが役に立ったワイ)ですが、結構きれいに仕上がってくれた。上部と前部左右のベルトとはタイラップでズレないようにし、後部はシート下の突起部にゴムコードを引っ掛けることにした。
ベルトをシッカリ締めていない状態
上部を留めるのはタイラッププ
後部はゴムコードで引っ掛けるだけ
実際の装着状態
【使用感】
 う〜ん、こりゃぁイイ、この一言です。空気が尻の下を流れていく感覚が味わえます(オーバーな表現ではないですヨ)。まだ1回しか使用していませんので、耐久性は です。
 ドーケンの12K円のモノを使用したことがないので、比較は出来ませんが、同じようなハニカムメッシュ状のモノですので、さして使用感は変わらないと思います。ただ、ドーケンのモノは太モモが当る部分もメッシュですし、全体を覆うので、見映えも良いかもネ。
【真似をされました】
 う〜ん、天下の(?)ラフ&ロードが、このアイデアをもとに商売を始めたようです。まぁ、この快感が皆さんに流布されるのは大変素晴らしいことではありますが。
 でも、ちょっと値段が高くなっているのは許せない!
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